過敏性腸症候群を漢方の視点で考える




過敏性腸症候群の症状は非常に多彩なのですが、西洋医学的には大きく分けると、3つか4つのタイプでわけています。

下痢型の過敏性腸症候群、便秘型の過敏性腸症候群、交替型、ガス型です。

しかし、漢方では、少し異なった角度から見ていて、この多彩な過敏性腸症候群の症状を一つひとつを細かく分析して分類します。

過敏性腸症候群の方の多くに、喉に違和感を感じたり、閉塞感を感じられます。この症状は、漢方の考えでは梅核気と呼ばれて、精神的なストレスが原因の症状として、2000年以上も前から実は研究されていることなのです。

過敏性腸症候群でも漢方では便の症状を非常に深く見ます。下痢でも水様であったり、ベトベトしていたりします。便秘の際にでる便が、細くかったり、コロコロしていたり、硬くなっていたりします。

それぞれに対応した方法を取るのが、漢方的な視点です。もちろん、そのほかにも自律神経失調症で悩まれている方なら様々な症状を抱えている方が非常に多いですので、単に主症状が過敏性腸症候群の場合もありますが、それだけにとらわれずに各症状なども見て、総合的に考えます。

具体的に言えば、食欲がないという症状、疲労倦怠感が感じられるなどの場合は腸だけでなく、胃などの消化器系のエネルギーが全体的に不調になり、アンバランスが生じていると考えます。つまり、わかりやすく言えば、ある程度は体系化されていますが、それを一人ひとりの症状にあわせ、オーダーメイドしているものなのです。

(C) 2008 過敏性腸症候群からの脱出大作戦!